春雨よ
詩曲:中田祐二


僅かな塵さえ見付からぬ
惑い無き眼で俺を覗く
次から次へときりもなく
お前の心を欲すばかり


然程日毎に からかわれずに
風も清しく 手を振った


参ろうか 肩を寄せ
交そうか 言の葉を
参ろうか 傘差して
入らんと 濡れちまう


流る季節の いと憎し


結んで 直して
綻んだ


やがて春雨は 降り出した
夕空はいつしか 泣き出した
長く鮮やかな 歳月が
お前の心を 埋め尽くす


相も変わらず 他愛も無く
投遣るならば 動けずに


参ろうか 肩を寄せ
交そうか 言の葉を
参ろうか 傘差して
入らんと 濡れちまう


流る季節の いと憎し


結んで 直して
綻んだ


もうじき
止むだろうか






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だいすき。(わかりましたよ)
img:雅楽

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